![]() |
ふざけっこ < Frolic > 1964 ブロンズ 99×50×30cm |
家に遊びに来た子供を風呂に入れて服を着せようとしたとき、からかうように湯上がりタオルを持って逃げるポーズが可愛くて、その一瞬の仕草をとらえた作品である。子供像の塊(かたまり)のなかにも足の先から頸に至るまで、やさしい愛情にみちた表現は佐藤忠良の真骨頂といえる。しかし、ただかわいいだけの子供に立ち向かうのは大人に臨むより難しいと作者は言う。
佐藤 忠良 < 帽子・夏 >
佐藤 忠良 < 帽子・夏 >
![]() |
佐藤 忠良 Churyo SATO 日本 1912- |
| 宮城県生まれ。当初画家を目指すが、次第に彫刻への関心が高まり、東京美術学校彫刻科で学ぶ。熱きヒューマニズムに裏打ちされた深い人間愛と豊かな詩情を漂わせる洗練された造形美は、国内はもちろんのこと国外でも日本人として初めてパリ国立ロダン美術館で個展が開催されるなど高い評価を得てきた。 |
| 1912 | 宮城県生まれ |
|---|---|
| 1918 | 父死亡 |
| 1919 | 北海道に移住 |
| 1930 | この頃より油絵を始める |
| 1932 | 上京 |
| 1934 | 東京美術学校彫刻科に入学 同級に舟越保武 |
| 1939 | 東京美術学校卒業 新制作派協会彫刻部創立に参加。以後毎年新制作展に出品 |
| 1944 | 召集。ソ連朝鮮国境近くに配属 |
| 1945 | 終戦後3年間シベリアに抑留される。 |
| 1948 | 舞鶴港に帰還。新制作展に出品再開。 |
| 1953 | 新制作展に「群馬の人」他を出品 |
| 1964 | 新制作展に「ふざけっこ」他を出品 |
| 1972 | 新制作展に「ふざけっこ」他を出品 |
| 1974 | 毎日芸術賞。東京国立近代美術館に「ふざけっこ」が収蔵される。 |
| 1977 | 北海道新聞文化賞受賞 |
| 1978 | 新制作展に「記録をつくった男の顔」他を出品 |
| 1981 | 佐藤忠良展(国立ロダン美術館・パリ) |
| 1983 | 佐藤忠良展(ウィルデンスタイン画廊・ニューヨーク) |
| 1984 | 佐藤忠良展(ウィルデンスタイン画廊・ロンドン) |
| 1985 | 佐藤忠良展(現代彫刻センター) |
| 1986 | 東京造形大学名誉教授となる。 |
| 1988 | 佐藤忠良展(有楽町・アート・フォーラム) |
| 1989 | 朝日賞受賞 |
| 1992 | 河北文化賞受賞 |
| 1993 | 佐藤忠良作品彫刻展(夕張市美術館) |
| 1994 | 佐藤忠良展(三重県立美術館) |
| 1997 | 佐藤忠良と猪熊弦一郎展(猪熊弦一郎現代美術館・丸亀市) |
| 1998 | 佐藤忠良館・佐川美術館 佐藤忠良・彫刻家の眼(宮城県立美術館) |
| 1999 | 佐藤忠良・舟越保武二人展(北九州市立美術館他3館) |




