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ベレシート(初めに) < In the Beginning > 2000 コールテン鋼、強化ガラス、桜、陽光、文字 歩廊部分:240×144×2406cm 先端部高さ:地上848cm |
霧島周辺には、地球の奥深くから熱く吹き出して、山々の清々しい空中へと消えゆく蒸気の泉がある。
美術館と彫刻公園は驚くべき風景のただ中に位置しているが、周囲を取り巻く森の木々にそのすばらしい視界を遮られている。
この蒸気を使った作品の制作はできないとわかった後、私はこの景色を訪ね、歩いた…このようにして、私は橋、歩廊の橋を創ることにした。うがたれたスリットを通して、太陽の光は内部空間にラインを描く。時間の経過と共に、ラインはその向きを変える。
望遠鏡彫刻。この歩廊の橋を先端まで歩いてゆくと、突然視界が、光へ、空へ、地上へ、山々へ、谷へと広がる。すべての中でもっともすばらしいもの――自然へ、春、夏、秋、冬、四季の移ろいとそのすべての色彩へと。それ自身が作品、彫刻なのだ。
歩廊の終わり、ガラスには、創世記の一説をヘブライ語で刻んだ。「はじめに神は天地を創造された」。そしてまた戻ってゆくと、スロープへと向かう出口には、春の花を待つ桜の木が植えられている。
鉄が彫刻なのではない。それを取り巻くすべて、光、空気、景色、木々が彫刻なのだ。
美術館と彫刻公園は驚くべき風景のただ中に位置しているが、周囲を取り巻く森の木々にそのすばらしい視界を遮られている。
この蒸気を使った作品の制作はできないとわかった後、私はこの景色を訪ね、歩いた…このようにして、私は橋、歩廊の橋を創ることにした。うがたれたスリットを通して、太陽の光は内部空間にラインを描く。時間の経過と共に、ラインはその向きを変える。
望遠鏡彫刻。この歩廊の橋を先端まで歩いてゆくと、突然視界が、光へ、空へ、地上へ、山々へ、谷へと広がる。すべての中でもっともすばらしいもの――自然へ、春、夏、秋、冬、四季の移ろいとそのすべての色彩へと。それ自身が作品、彫刻なのだ。
歩廊の終わり、ガラスには、創世記の一説をヘブライ語で刻んだ。「はじめに神は天地を創造された」。そしてまた戻ってゆくと、スロープへと向かう出口には、春の花を待つ桜の木が植えられている。
鉄が彫刻なのではない。それを取り巻くすべて、光、空気、景色、木々が彫刻なのだ。
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ダニ・カラヴァン Dani KARAVAN イスラエル 1930- |
| 1930 | イスラエル、 テル・アヴィヴに生まれる |
|---|---|
| 1963 | ベエルシェバ(イスラエル)に《ネゲヴ記念碑》制作(68年完成) |
| 1976 | 第38回ヴェネツィア・ビエンナーレ |
| 1977 | テル・アヴィヴに《キカール・レヴァナ(白い広場)》制作(88年完成) |
| 1980 | セルジ=ポントワーズ(フランス)に《大都市軸》制作(現在も継続中) |
| 1989 | ゲルマン民族博物館(ニュルンベルク/西ドイツ)に《人権の道》制作(93年完成) |
| 1990 | ポルト・ボウ(スペイン)に《パサージュ ヴァルター・ベンヤミンへのオマージュ》制作(94年完成) |
| 1992 | 札幌芸術の森野外美術館に《隠された庭への道》制作(99年完成) |
| 1993 | 宮城県美術館に《マアヤン》制作(95年完成) |
| 1994-95 | 「時間・空間・思索:彫刻家ダニ・カラヴァン」展(神奈川県立近代美術館等、7会場巡回) |
| 1998 | 第10回高松宮殿下記念世界文化賞彫刻部門受賞 |
| 2000 | 霧島アートの森に《ベレシート(初めに)》制作 |



