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プライべート・ガーデン < Private Garden > 2000 花崗岩 2点組:185×350×290cm 300×175×130cm |
まず、石の置かれる周りの環境そのものを作品にしたい、と考えました。
私の作ったふたつの石は、「石を割って形を作る」という、多くを偶然性に頼った手段でできています。
ひとたび石を割るための矢穴に鋼鉄の矢(くさびの役割)を入れて、上からハンマーで叩くと、割れてどんな形が現れるかは、私自身にもほとんど予想できません。
深い森の入り口にあたるこの場所を訪れた人の中には、自然肌をまとった石の前に立ち、作者は果たして何を作りたかったのかと、不思議な気持ちになって、私の思考と作為の痕ア跡トを捜そうとする人がいるかもしれません。自然の力と、それに逆らって作ろうとする意志との相克を幾重にも重ねた、この見慣れない作品の前に立つと、人は、おのずと、石の向こう側に透かし見える自然そのものに思いが及ぶかもしれません。私は、自分が制作中経験したように、理解しがたいほど大きな自然と人の間に置いたふたつの石に、見る人を内奥へと誘ういわば「解釈装置」の役割を担わせたかったのです。
私の作ったふたつの石は、「石を割って形を作る」という、多くを偶然性に頼った手段でできています。
ひとたび石を割るための矢穴に鋼鉄の矢(くさびの役割)を入れて、上からハンマーで叩くと、割れてどんな形が現れるかは、私自身にもほとんど予想できません。
深い森の入り口にあたるこの場所を訪れた人の中には、自然肌をまとった石の前に立ち、作者は果たして何を作りたかったのかと、不思議な気持ちになって、私の思考と作為の痕ア跡トを捜そうとする人がいるかもしれません。自然の力と、それに逆らって作ろうとする意志との相克を幾重にも重ねた、この見慣れない作品の前に立つと、人は、おのずと、石の向こう側に透かし見える自然そのものに思いが及ぶかもしれません。私は、自分が制作中経験したように、理解しがたいほど大きな自然と人の間に置いたふたつの石に、見る人を内奥へと誘ういわば「解釈装置」の役割を担わせたかったのです。
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八田 隆 Takashi HATTA 日本 1952- |
| 1952 | 鹿児島市に生まれる |
|---|---|
| 1982 | 多摩美術大学大学院美術研究科修了 |
| 1993 | 横浜ビエンナーレ横浜彫刻展・奨励賞受賞 「第15回現代日本彫刻展」入選 |
| 1994 | 第14回神戸須磨離宮公園現代彫刻展・神奈川県立近代美術館賞受賞 |
| 1995 | 「アートライブ」展(鹿児島市立美術館、96、97年にも出品) |
| 1996 | 「雨引の里と彫刻」展(大和村/茨城、97年にも出品) |
| 1998 | 「鹿児島新県庁舎屋外アートコンクール」展に《黒いスパイラル》出品・優秀賞受賞、 県庁に設置 |
| 1999 | 第6回風の芸術展ビエンナーレまくらざき(枕崎市)・入選 |
| 2000 | 霧島アートの森に《プライベート・ガーデン》制作 |



