- 作品名
- ピラミッド #2
- 制作年
- 1985
- 素材
- 木に彩色
- 大きさ
- 203×101.6×101.6cm
< ピラミッド #2 >は、80年代になって開始された新たな傾向の作品。
八角錐の作品イメージは、従来の立方体を基本形態とした連作からの新たな展開を示している。
現代美術の重要な動向であるミニマルアート(最小限の芸術)の代表的な作家のひとり。
62年頃より、正方形や立方体の要素とした彩色された木材による作品の制作を開始して以降、ほぼ白色の立方体の枠組みが反復する作品を中心に制作。並行して、壁面へ直接素描する作品制作もはじめる。後者では簡潔な形態のなかでの多様な色彩構成が試みられている。