パンダ絵師あごぱん「パンダの森」展

鹿児島県霧島アートの森では,2017年度より「アートラボ」事業を開始します。本事業は,鹿児島ゆかりのアーティストが展示ロビーにおいて作品を展示します。本年度は4名(組)のアーティストが予定されており,第2弾の今回は,パンダ絵師あごぱんの展覧会を開催します。

豊かな色彩,緻密な線,独特の構図で表現されるあごぱんの作品は,過去と現代が同居する鹿児島の町並みや,失われつつある伝統文化の要素を巧みに取り入れています。また,年代を問わず郷愁を誘い,鑑賞者が作品に描かれた人物と自らの姿を投影したくなります。しかもそれらは,どこか抑えた表情の擬人化されたパンダとして描かれているのです。

人物の姿で描くと生々しい事象が,かわいくてユーモラスな見た目から「免罪符の動物」と捉えられるパンダの姿に変換して表現されるあごぱんの作品。私たちは物事の本質にたどり着く前に,表層の姿によっていとも簡単に騙されてしまう「現代が持つ危うさ」に気づかされるかもしれません。

【関連イベント】

作家によるワークショップ(参加料無料)

12月16日(土)・17日(日)10:00〜16:00

*パンダの線描をほどこしたクリスマスやお正月にまつわるカードにぬりえをします。

 

時代は回る(2017年)

チンドン屋さんなパンダ達(2017年)

回遊「鏡の池」(2017年)

【主催】鹿児島県霧島アートの森

* パンダ絵師あごぱん「パンダの森」展チラシはこちら

企画展の情報

会場
鹿児島県霧島アートの森アートホール 展示ロビー
開催期間
2017/12/12 〜 2018/01/14
*月曜休館,12/29〜1/2は年末年始休館
観覧時間
9:00〜17:00(入園は16:30まで)
観覧料
入園料に含む
一般:310(240)/高大生:200(160) /小中生:150(120)/幼児以下無料
*( )内は20人以上の団体料金

アーティスト紹介

パンダ絵師あごぱん
1979年鹿児島生まれ。東京と鹿児島を中心に年に数回の個展を開催。
*アートワーク:リキテックス社「ブラックジェッソ」のパッケージイラストや,東京六本木のランドマークである老舗喫茶店「アマンド」70周年コラボ企画「あごぱんcafe」を手がけるなどアートディレクターとしても活動の幅を広げている。
*展覧会・個展:「パンダ的解釈上州之図」(2016年,ギャラリースペースM,群馬),「当機は間も無く離陸します。」(2017年,Shonandai MY Gallery,東京),「パンダは回る」(2017年,ホワイトギャラリー,鹿児島)「Young Art Taipei 2017」(台湾,台北),「Affordable Art Fair Hong Kong 2017」(香港)など
*主な受賞歴:ナマ・イキVOICE ART MARKET Vol.12グランプリ(2009),日本イラストレーター協会主催 第11回インターナショナル・イラストレーション・コンペティション ベスト・イン・キャラクター賞(2010),U1 SPACEイラストレーションファイルコンペ大賞(唐仁原教久賞)(2010)リキテックスアートプライズ 準グランプリ(2014)