真鍋大度は,コンピュータやプログラミング技術を駆使して,従来のものごとに新たな見方を提示する作品を生み出すアーティストです。様々なアーティストとのコラボレーションを行い,デザイン,アート,エンターテインメントなど幅広い領域で活動しています。本展は,国内の美術館では初となる真鍋の個展であり,これまでに発表された作品や関連資料により活動の軌跡を辿りながら,あわせて新作を紹介します。鹿児島県霧島アートの森の環境を生かしつつ独自の空間構成により,真鍋の独創性や先見性を展観します。
【関連事業】
◎ 11月16日(金)14:00〜 オープニングセレモニー
◎ 11月16日(金)14:30〜 アーティストトーク
◎ 11月17日(土)13:30〜15:00
アーティストトーク「真鍋大度×神谷之康(京都大学教授)」→詳しくはこちら
◎ 12月15日(土)13:30〜15:00
アーティストトーク「真鍋大度×MIKIKO(演出振付家)」→詳しくはこちら
◎ コーディネーターによるギャラリーツアー(各日14:00〜)
11月25日(日),12月9日(日)・23日(日),1月6日(日) 計4回(詳しくはこちら)
◎ 鑑賞ガイドの配布
【展示概要】 インスタレーション等 約10点
◎ Daito Manabe + Youichi Sakamoto + Tatsuya Ishii
Light Field Theater (2018) ”point light” “color light” “point lights” “wireframe”
◎ Rhizomatiks Research + ELEVENPLAY + Kyle Mcdonald
“discrete figures installation”(2018)
◎ Daito Manabe + Satoshi Horii
Audio and Visual installations (2018)
◎ Daito Manabe + Kamitani Lab, Kyoto University
“dissonant imaginary”
◎ ELEVENPLAY × Rhizomatiks Research Archives
◎ Collaboration with Perfume
* 展覧会チラシはこちら
企画展の情報
- 会場
- 鹿児島県霧島アートの森 アートホール
- 開催期間
- 2018/11/16 〜 2019/01/14
月曜日休園(祝日の場合は翌日休園,12/31〜1/2は年末年始のため休園)
- 観覧時間
- 9:00〜17:00(入園は16:30まで)
- 観覧料
- 一般:800(600)円/高大生:600(400)円/小中生:400(300)円
( )内は前売り又は20名以上の団体料金
アーティスト紹介
- 真鍋大度(まなべ だいと)
- 東京を拠点としたアーティスト,インタラクションデザイナー,プログラマ,DJ。2006年Rhizomatiks 設立,2015年よりRhizomatiksの中でもR&D的要素の強いプロジェクトを行うRhizomatiks Researchを石橋素氏と共同主宰。身近な現象や素材を異なる目線で捉え直し,組み合わせることで作品を制作。高解像度,高臨場感といったリッチな表現を目指すのでなく,注意深く観察することにより発見できる現象,身体,プログラミング,コンピュータそのものが持つ本質的な面白さや,アナログとデジタル,リアルとバーチャルの関係性,境界線に着目し,デザイン,アート,エンターテイメントの領域で活動している。坂本龍一,Bjork,OK GO, Nosaj Thing,Squarepusher,アンドレア・バッティストーニ,野村萬斎,Perfume,サカナクションを始めとした様々なアーティストからイギリス,マンチェスターにある天体物理学の国立研究所ジョドレルバンク天文物理学センターやCERN(欧州原子核研究機構)との共同作品制作など幅広いフィールドでコラボレーションを行っている。Ars Electronica Distinction Award, Cannes Lions International Festival of Creativity Titanium Grand Prix, D&AD Black Pencil, メディア芸術祭大賞など国内外の広告,デザイン,アート様々な領域で受賞多数。
(photo by Shizuo Takahashi)
Rhizomatiks Research(ライゾマティクスリサーチ)
技術と表現の新しい可能性を探求する部門。メディアアート,データアートといった研究開発要素の強いプロジェクトを中心に扱い,まだ見たことのないモノ・コトを世の中に発表していく。ハード・ソフトの開発から,オペレーションまでプロジェクトにおける全ての工程に責任を持つ。また,人とテクノロジーの関係について研究し様々なクリエイターとのコラボレーションワークを実践していく。
【主催】鹿児島県文化振興財団/南日本新聞社/MBC南日本放送
【協力】湧水町/霧島山麓湧水町観光協会/第一交通産業株式会社
【技術協力】キヤノンマーケティングジャパン株式会社/株式会社アスカネット
【企画協力】株式会社ライゾマティクス
【コーディネーション】四元朝子(サンカイ・プロダクション合同会社)
【前売券販売所】
南日本新聞社,MBC南日本放送,霧島山麓湧水町観光協会加盟店舗,霧島温泉市場,コープサービス,鹿児島大学生活協同組合,県職員生協,宮崎県立美術館,都城市立美術館,宝山ホール(鹿児島県文化センター),What,山形屋プレイガイド,大谷画材,集景堂,十字屋クロス,高木画荘,国分進行堂,チケットぴあ(Pコード: 769-360),ローソンチケット(Lコード: 82020),e+イープラス