アートラボ いちだみなみ展 「青いろの世界で生まれくる音」

アートラボ いちだみなみ展 「青いろの世界で生まれくる音」

「音」をテーマに鹿児島を拠点に制作活動している美術家 いちだみなみの個展を開催します。*心象を視覚化できないいちだは,心の奥底に広がる“青いろ”を表現の軸に据えながら海の音や空の音などにそのイメージを求め,音と色の調和を試みている希な作家です。
本展は,色鉛筆やアクリル絵の具で描かれた淡く青い深海をイメージさせる平面作品やPPバンドの球体によるリズミカルなインスタレーションなどこれまでのいちだの創作活動に加えて新作も発表し,現実の喧騒から解放される穏やかな時間と空間を創出します。
静かに語りかける作品は時間や空間の概念を卓越した存在感を放ち,心の奥深く浸透していくことでしょう。

*心象を視覚化できない:「アファンタジア」という心的イメージを思い浮かべることができず,頭の中でイメージを視覚化することのできない脳の特性による。

【主催】鹿児島県霧島アートの森

【後援】南日本新聞社/KKB鹿児島放送/KTS鹿児島テレビ/KYT鹿児島読売テレビ/MBC南日本放送/μFMエフエム鹿児島

【関連イベント】
◯ ワークショップ「《音の粒》の展示体験をしよう!」:PPバンドで作った《音の粒》を作家と一緒に展示する体験です。
4月29日(土・祝)13:30~ 定員15名 参加無料(別途入園料が必要)(*終了しました)

◯ ワークショップ「PPバンドで《音の粒》をつくってみよう!」: PPバンドを折ったり,くっつけたりして星のような球体をつくります。
5月5日(金・祝)13:30〜 定員15名 材料費200円(別途入園料が必要)(*終了しました)

◯ インスタレーション《音の粒》の公開制作:作家が作品を展示する様子を見学できます。
4月22日(土)〜4月28日(金)

◯ 関連グッズの販売:本館カフェ・ショップにて販売

【展示概要】平面,立体,インスタレーション等 約20点

インスタレーション《音の森-風の音》2017年


《My emotion2022#09》2022年


《My emotion2022#01》2022年


《わたし》2022年

* 展覧会チラシはこちら

* 展覧会公式Instagramはこちら

企画展の情報

会場
鹿児島県霧島アートの森 アートホール展示ロビー
開催期間
2023/04/22 〜 2023/06/25
月曜休園(祝日の場合は翌日休,5/1は開園)
観覧時間
9:00〜17:00(入園は 16:30まで)
観覧料
入園料に含む 一般:320(260)円/高大生:220(170)円/小中生:160(130)円/幼児以下無料
 *( )内は20人以上の団体料金 *鹿児島県内の小中高生は土・日・祝日のみ無料(確認書類が必要) *鹿児島県内の70歳以上の方は無料(確認書類が必要) *身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳保持者とその介護者1名は無料(手帳が必要)

アーティスト紹介

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いちだ みなみ
1989年横浜生まれ,鹿児島市在住。広島市立大学大学院芸術学研究科博士前期課程。三菱商事アート・ゲート・プログラム「Who makes art ?」(gallery GYRE 2012 ,2015東京),「Ichida Minami -THE BLUE SEED-」(マルヤガーデンズ 2013 鹿児島),「Exhibition in mexico 2014」(日本大使館ギャラリー メキシコ 2014),「KTSナマ・イキVOICEアートマーケット」(2016, 2017 鹿児島),「大隅アートライブ展~神は隅に宿る~」(肝付町 2017 鹿児島),「SATSUMA城山物語 野外アート作品展」(2018 鹿児島),「音の森-アートで奏でる音」(HOTEL & RESIDENCE 南洲館 2019 鹿児島),長島美術館夏の小企画展「青いろの世界いちだみなみ展」(長島美術館 2021 鹿児島),「心の奥深くに在る音 いちだみなみ展」(長島美術館 2022 鹿児島)ほか,個展・グループ展多数。現在は,作品制作やワークショップの他にYouTubeにてオリジナルのアニメーションなどの配信を行う。