アートラボ 竹添星児展「drop in」

アートラボ  竹添星児展「drop in」

※建物のメンテナンスに伴い、会場がアートホール「展示ロビー」から、「第2展示室及び第3展示室」へ変更になっております。

 

デジタルツールを用いて広告や書籍など幅広い分野で活動するイラストレーター竹添星児の個展を開催します。南北600kmある広大な鹿児島を拠点にノマドワーカーとしてクライアントワークを行う竹添は,2016年から5年間徳之島に滞在し県内外の仕事をこなす傍ら、地域密着型のデザインや企画への関わりを通じ、地方でのイラストレーションの役割や可能性を模索するようになりました。南国らしさを持ち軽やかな旅を感じさせる作風は人気を博しています。本展は、「離島・ノマド・自転車」をキーワードに、旅する視点で豊かな離島の魅力を伝えます。自身のルーツでもある漫画的な表現とイラストレーションの境界を探り、表情豊かに紡がれた物語性のある作品は,新たな旅の予感と可能性を感じさせます。

やわらかい接点づくりをコンセプトに活動する竹添が、様々な境界で織りなす表現は、新しい繋がりを提案するものになるでしょう。

【主催】鹿児島県霧島アートの森

【後援】南日本新聞社/KKB鹿児島放送/KTS鹿児島テレビ/KYT鹿児島読売テレビ/MBC南日本放送/エフエム鹿児島

【関連イベント】参加無料・予約不要
◯  オープニングトーク(*終了しました)

12/9(土)14:00〜15:30

制作や活動の歩み,展示作品解説を作家本人が行います。

 

◯ ギャラリートーク1「ノマドな働き方を考える」(*終了しました)

12/23(土)14:00〜15:30 高田ゲンキ×竹添星児

ベルリン在住の漫画家・イラストレーターの高田ゲンキさんとオンラインで会場を繋ぎ,お互いのフリーランス活動の経験談を交えながら,場所を選ばずに自由に働くノマドの可能性について考えます。

 

◯ ギャラリートーク2「島とイラストレーション 」

1/20(土)14:00〜15:30 

※ギャラリートーク2「島とイラストレーション」は中止となりました。

山下賢太×竹添星児

徳之島で5年間生活し島のイラストやパッケージなど手掛けてきた竹添と,甑島(薩摩川内市)の「東シナ海の小さな島ブランド株式会社」代表,鹿児島離島文化経済圏(リトラボ)発起人代表の山下賢太さんとで,豊かな鹿児島の離島の魅力,島とクリエイターの関わりの可能性など語ります。

 

◯ Kagoshima illustrators file2024お披露目会(*終了しました)

1/21(日)14:00〜15:30

 

◯ ギャラリートーク〔特別編〕「サイクリングの魅力を語ろう」(*終了しました)

1/28(日)11:00〜12:00

 

◯ クロージングトーク(*終了しました)

2/11(日)14:00〜15:30 あごぱん×篠崎理一郎×竹添星児

展示会を振り返りつつ,同じ加治木高校出身でそれぞれ画家・イラストレーターとして活動を行う3人でクロストークを行います。

 

◯ 関連書籍・グッズ等の販売

本館カフェ・ショップにてグッズやパッケージを手がけた商品を販売します。

 

【関連イベント ゲストプロフィール】
◯ 12月23日(土)

高田 ゲンキ(たかた げんき) 漫画家・イラストレーター

1976年生、ベルリン在住。2004年にフリーランスイラストレーターとして活動開始。2012年に夫婦でドイツ移住。イラスト/漫画制作、書籍執筆、YouTube|ブログ/|SNSでの発信等メディアを問わず幅広く活動中。イラスト実績の近年の代表例は経済産業省 特許庁のオンライン特許庁見学など。著書2冊出版。一児の父として、フリーランスの仕事と育児の両立の限界に挑戦し続ける日々。

 

◯ 1月20日(土)

山下 賢太(やました けんた) 「東シナ海の小さな島ブランド株式会社」代表,鹿児島離島文化経済圏(リトラボ)発起人代表

1985年、上甑島生まれ。東シナ海の小さな島ブランド株式会社/島守株式会社代表取締役。人口200人の集落から、第一次産業の生産・加工・小売、空き家再生、商品開発、豆腐店、レストラン、ベーカリー、分散型ホテル等の17事業を展開。「懐かしい、未来の風景を。」をコンセプトに、一貫したデザイン経営と地域固有の資源の再編を通じて、地域資源が循環するしあわせなもの・コトづくりを実践し、国内外の様々な地域や業界を横断したプロジェクトに携わる。サステナビリティ先進企業アワード「Beyond Sustainability 2022」においてローカル賞、令和4年度ふるさとづくり大賞にて内閣総理大臣賞を受賞。

 

◯ 1月28日(日)

牧瀬美海(まきせ よしみ) サイクリスト、フォトグラファー

Papicross 代表 鹿児島市在住。

サイクリスト、フォトグラファー。エンジン付き乗り物で点を繋ぐ旅に違和感を持って、自転車に転向。サイクリングで土地の魅力を発掘するのが大好きで、サイクリスト目線での地域デザインをしている人。自然災害の被災地をサイクリストが復興支援するプロジェクト、RIDE AID projectを主宰。写真は学生時代に勢いで買った一眼レフに始まり、今では、写真のみならず動画撮影、企画・編集も。インフルエンサーとのコラボレーションで地域の魅力をPRしている。

 

◯ 2月11日(日)

あごぱん(あごぱん) イラストレーター

1979年生まれ。パンダのキャラクターをメインに描くパンダ絵師。

主にコマーシャルギャラリーでの個展、中国でのアートフェアを中心に活動。2017年には霧島アートの森で「パンダの森」展を開催。

アートワークとして、六本木アマンド70周年記念「あごぱんカフェ」内外装のアートディレクション(2016)、角川文庫 筒井康隆「農協月へ行く」装丁イラスト(2017)、鹿児島市電姉妹都市号のラッピングイラスト(2021)などを手がける。近年は香港や台湾、韓国でのアートフェアへの出展も行い、活動の幅を広げている。

篠崎 理一郎(しのざき りいちろう) 画家

1989年鹿児島生まれ。アーティスト・イラストレーター。線画とドローイングを軸に制作。個展・グループショーほか広告、書籍、CDジャケット、壁画など幅広く手かげる。

主な展示に個展「INSIDE_DIVER」(東京 /代官山蔦屋書店/2023)、個展「煌めく星たちのうつわ」(東京/PAGIC Gallery/2023)、個展 <心の臓>(京都 /7gallery/2022)、「フロム・ジ・エッジ ―80年代鹿児島生まれの作家たち」(鹿児島市立美術館/2021) 、篠崎理一郎展「インサイドダイバー」(霧島アートの森/2018)など。

【展示概要・参考図版】イラストレーション,インスタレーション(空間造形)など(展示作品:約50点)

《準備》2023

《旅立ち》2023

 

* 展覧会チラシはこちら

* チラシの会場が「展示ロビー」になっておりますが,当館メンテナンスのため,「展示ロビー」から「第2・第3展示室」へ変更になっております

 

竹添星児 公式ウェブサイト・公式Instagram

WEB)http://takezoe-d.com
instagram)https://www.instagram.com/seiji_takezoe/

 

企画展の情報

会場
鹿児島県霧島アートの森  第2・第3展示室
開催期間
2023/12/08 〜 2024/02/12
月曜休園(祝日の場合は翌日休,12/29(金)〜1/2(火)は年末年始休園)
観覧時間
9:00〜17:00(入園は 16:30まで)
観覧料
入園料に含む 一般:320(260)円/高大生:220(170)円/小中生:160(130)円/幼児以下無料
 *( )内は20人以上の団体料金 *鹿児島県内の小中高生は土・日・祝日のみ無料(確認書類が必要) *鹿児島県内の70歳以上の方は無料(確認書類が必要) *身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳保持者とその介護者1名は無料(手帳が必要)

アーティスト紹介

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竹添 星児(たけぞえ せいじ)
1981年姶良市出身。さつま町在住。広島大学大学院工学研究科修了後,エンジニア、NPOスタッフを経て2008年からフリーランスのイラストレーターとして県内外で活躍。デジタルツールを用いて雑誌・企業誌・広告・web・商品パッケージ・ご当地ガイドブック・ポスターの等,幅広い分野に携わる。主な展示に「Wind On The Island」(museum shop T /2019/ 東京)、「BOOKMARK」(zenzaiマージナルギャラリー /2022/ 鹿児島)、 「ash -Design & Craft Fair 2022」(屋久島 /2022/鹿児島)、「イラフェス」(2022-2023)など。書籍「わがや電力」「パンク動物記」などで挿絵を担当。kagoshima illustrators file発行人(2010~)。
WEB)http://takezoe-d.com
instagram)https://www.instagram.com/seiji_takezoe/