特別企画展 ヨシロットン展 FUTURE NATURE Ⅱ in Kagoshima

 ヨシロットンは、逞しい想像力とSF的美学を携えて、異なる事象が同居した世界観を構築するアーティストです。2018年に東京で開催された個展では、自然とデジタル、宇宙、そして光そのものへの関心をコンセプトにしたシリーズ「FUTURE NATURE」を発表し、山や河川などの有機的な造形物を、光を視覚化する滑らかで金属的な質感によって表し、可視領域外の世界に思いを馳せながら、それらを記録し出力する光景を表しました。

 今秋、ヨシロットンは当館において、自身の創造性を育んだ故郷 鹿児島の雄大な自然をモチーフに、展示空間全体を用いた巨大なインスタレーション作品を発表し、ここでしか見ることのできない新たな風景を生み出します。時間帯によって表情を変える空間と、映像やプリント、アルミニウム、モニター、岩石、屋久杉など、様々なメディウムによって表現された作品は鑑賞者に新たな視座を与え、ヨシロットンの作品に通底する「もしも」という眼差しを持つきっかけを得ることになるでしょう。

 

【主催】鹿児島県文化振興財団/南日本新聞社/MBC南日本放送

【協力】湧水町/霧島山麓湧水町観光協会/鹿児島第一交通株式会社/鹿児島県立鹿屋工業高等学校

【協賛】ギャラリー月極/THE NORTH FACEG-SHOCKSTONE ISLAND

【特別制作協力】株式会社博展

【制作協力】LED TOKYO株式会社/株式会社サンエムカラー/株式会社TASKO/株式会社BAGN

【企画制作】YARY_DNozza Service

【前売券販売所】*前売券の販売は終了しました。

南日本新聞販売所、MBC南日本放送、霧島山麓湧水町観光協会加盟店舗、霧島温泉市場、コープサービス、鹿児島大学生協、鹿児島県職員生協、宮崎県立美術館、都城市立美術館、宝山ホール、山形屋プレイガイド、集景堂、十字屋クロス、高木画荘、国分進行堂、チケットぴあ(Pコード:687-063)、ローソンチケット(Lコード:84515)、e+イープラス

【関連事業】

 ⑴ オープニングセレモニー・アーティストトーク:10/8(火)午後2時*終了しました。

 ⑵ 作家によるワークショップ「SUNぬり絵に参加しよう!」:10/12〜11/16*終了しました。

 ⑶ 学芸員によるギャラリートーク:10/20(日)、11/4(月)、11/17(日)午後2時*終了しました。

 ⑷ 関連グッズ等の販売

【展示図版など】

《シルバーの山》2018年

FUTURE NATURE展示風景(2018年)

《浮遊細石》2024年

* 展覧会のチラシはこちら

* 会期延長にかかるプレスリリースはこちら

* 記録映像(約6分)はこちら(外部サイト)

企画展の情報

会場
鹿児島県霧島アートの森 アートホール
開催期間
2024/10/08 〜 2024/12/08
月曜日休園(祝日の場合翌日休園)
*当初予定の会期(〜11/24)を12/8(日)まで延長しました。
観覧時間
9:00〜17:00(入園は閉園30分前まで)
観覧料
一般1,000(700)円/高大生700(500)円/小中生500(300)円

*( )内は前売りまたは20人以上の団体料金
*現在お持ちの前売券・招待券は12/8(日)までご使用になれます。

アーティスト紹介

250

YOSHIROTTEN(ヨシロットン)
1983年生まれ、鹿児島県鹿屋市出身。ファインアートと商業美術、デジタルと身体性、都市のユースカルチャーと自然世界など、複数の領域を往来するアーティスト。
主な個展に「FUTURE NATURE」(TOLOT heuristic SHINONOME 2018年)、「SUN」(国立競技場・大型車駐車場 2023年)、「Radial Graphics Bio / 拡張するグラフィック」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2024年)ほか多数。アートディレクターとして、国内外のブランドやミュージシャン、東京のアンダーグラウンドクラブから現代美術フェアまで幅広いクライアントを持つ。代表を務めるクリエイティブ・スタジオ「YAR」では、広告・イベント・ロゴタイプ・内装/外装デザイン・ウェブ・映像など、視覚芸術が関わるほぼ全てのメディアで膨大な量のアートワークを手掛けている。