「倒木を使って彫刻作品として再生させる」をコンセプトに、北海道音威子府の樺をチェーンソーで荒々しく削りだした。ざらついた木肌は、樹木の生命力と暖かさを感じさせる。『木』という素材の恩恵をどう生かすか、という自然への畏敬の念が込められている。
自然との共存をコンセプトとするイギリス作家らしく、木が本来持つ生命感を大切に、チェーンソーで削ったり、火で焼き付けたりすることで、作品として構築していく。海外ではもとより日本でも人気の高い作家。
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