館長あいさつ
霧島アートの森は、鹿児島県の芸術交流拠点として2000年10月に開館しました。
霧島地域のランドスケープに調和した、芸術性の高い彫刻作品を配置している国内でも数少ない野外美術館です。
豊かな自然と、多様性に富んだ現代アートの作品に触れ親しめる非日常な空間が広がっています。
著名な造形作家達がこの地を訪れて、自然・歴史的・文化的な特徴を活かしながら構想したオリジナルな作品が、広場にそびえ立つものや、森の中にひっそりと佇むものなど、広い園内の様々な場所に点在しています。是非あなたのお気に入りを見つけて下さい。
環境にとけこんだ作品にトキメキを感じ、五感が解放される時間にはリラックスと同時にパワーを貰えるでしょう。
また、屋内展示室では所蔵作品の展示や企画展、多目的スペースでは創作体験活動や講演会など、小さいお子さんからシニアまで幅広い世代の方々に、現代アートをより身近に感じて頂けるイベントを開催しています。
今後も、現代アートにより新しい時代の予兆を感じていただき、当館が皆様の感性のキャパシティを広げる場所となりますよう取り組んでまいります。
国内外の多くの方々のご来館を心よりお待ち申し上げます。
鹿児島県霧島アートの森
館長 河口洋一郎