黒くタールを塗った古電柱2本をロープで縛り、3つの楕円形の穴をうがち、そのうち2箇所に水を張って湖にうかべつつ、残る1ヶ所の穴が焦げるまで燃焼させることで制作された。 寡黙な形態に原始的な記憶をとどめた存在感溢れる作品である。
1970年代より活動を始め、一貫して水や木、火、土といった素材を用いて円や方体といった根源的な形態を生み出してきた。
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