本作品では、イギリスのニューリン地方を歩いた時に拾い集めた石を並べている。 ストーン・ヘンジやストーン・サークルといった古代遺跡を思わせる園簡潔な形態には、地球上の歴史の中の、ある時間と場所の記憶、作家の行為が含まれているのである。
1960年代末から、自然の中を歩いてその痕跡を写真で記録したり、その土地の石などを円形にインスタレーションするなど、自然と人間の行為のかかわりをテーマに制作を続けている。
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