ガラスブロックを主材料として部屋を構成した、近代の代表的な大作である。洗練された素材と、存在感のある箱型による空間を創出し、内部がネオン管により淡水色に光る。部屋の一面には、シェイクスピア「マクベス」からの言葉が刻まれている。 プレンサがイメージする「場」という概念によって、表現の多様化を明解に示し、ガラス、空間、光の色という素材の広がりを表す作品である。
ヨーロッパを中心に各地の美術館で個展を開き、内外の野外プロジェクトでも活躍するスペインを代表する現代美術作家。
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