- 作品名
- ボーンズ
- 制作年
- 1996
- 素材
- ガラス、鉄
- 大きさ
- 450×150×205cm
1980年代から魚の骨をモチーフにした、ガラスと鉄の作品《ボーンズ》シリーズを発表している。
作家本人が生死をさまよう闘病生活の体験に通じ、生物の死を意識した骨の造形に、強烈な生へのエネルギーを投影させている。吹きガラスの技法で作られた白濁ガラスの骨が、垂直に組み立てられている。
光の変化を受けて微妙な表情を見せる一本一本の骨は、作家自身の生命の鼓動の表現であり、新たな生命の循環も予感させる。