手をそろえて立っているのは、愛敬をふりまくプレーリードッグ。 蝉の抜け殻には、新しい生命の誕生が即物的に具現化されている。
1960年代から人間をそっくりかたどる技法で、凍りついた瞬間を表現する日本での第一人者。 ポリエステル樹脂を使い様々な形を精巧にかたどりして、リアリズムとユーモアを追求する作品を制作。 在りうるようで在り得ない物、在り得そうもない物がひょっとしたら在るかも知れないという、錯覚の世界を表出する。
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